藤井聡太が佐藤天彦名人を破り、羽生善治竜王との対局が実現

出典：http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/14/fujii-beat-meijin_a_23332867/

朝日杯は持ち時間各40分、秒読み1手1分の早指しの棋戦です。その朝日杯で藤井聡太がベスト4入りを果たしました。
しかも現名人の佐藤天彦を破ってのベスト4入りです。これは凄い快挙です。

藤井聡太はタイトルホルダーにも普通に勝っているイメージのある方も多いかと思いますが、それらは全て企画等で行われた非公式戦です。
公式戦でタイトルホルダーに勝ったのは実は今回が初めてのこと。

勝敗もさることながら、内容も素晴らしかった。戦形は佐藤天彦名人得意の横歩取りでしたが、お互いミスのない完璧な将棋の上で藤井聡太がその上をいったという内容でした。
完璧な指し回しでした。

藤井聡太と佐藤天彦の棋譜

佐藤天彦名人を破り、次の2月17日に行われる準決勝の対局相手は将棋界のレジェンド羽生善治竜王です。公式戦での対局は初めてとなります。
非公式戦での戦績は1勝1敗と今の所互角。

非公式戦での藤井聡太と羽生善治の棋譜1
非公式戦での藤井聡太と羽生善治の棋譜2

持ち時間各40分という今回の早指しの棋戦、藤井聡太が勝てる見込みはあると見ています。
早指しは若手がやはり有利です。
もし藤井聡太が先手なら充分勝てる見込みありなのではないかと思います。